ワールド・トレード・センター

覚悟して(大袈裟?)観に行ったんだけどね、なんかホッとしました。
テロ・・・戦争・・・政治色が濃く絡んでいる映画だと思っていたから・・・

救助に向かったはずの二人の警察官が崩壊したビルの瓦礫の下で、救出されるまでを 事実に基づいて作られた映画です。

2700名以上の命が奪われ、テレビから流れる映像に恐怖とテロに対する怒りで満ちた 忌まわしい事件から5年。
今、このような映画を作って良いのか 早すぎるのかは 私にはわかりませんが たとえ暗闇の中でも 一筋の光が見えるのなら生きる事を諦めない勇気を持つこと、そして生きる事は まさに壮絶なんだ!と思いましたね。
のほほんと生きてるからね ワタシは。反省しましょ。


2001年9月11日 AM3:29 いつもと同じ朝を迎え ベッドに寝ている妻を起こさないように 出勤のために身支度を整える 港湾局警察官ジョン・マクローリン(ニコラス) 。
4人の子供たちの寝姿を確認して家を出た。
夜も明けきらないニューヨークの街を車で署に向かう。
同じ頃 ジョンの部下ウィル・ヒメノも署に向っていた。
(ニューヨークって朝が早いのね。車も電車も普通に混雑してるよ)

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朝のミーティングを終え それぞれ担当の現場で仕事を始めた警察官たちは、至急本部へ呼び戻された。

タワー1に旅客機が激突したため 避難援助に向うチームが作られ ジョンがリーダーとなりヒメノもメンバーに加わった。
現場に向うバスの中でも 状況が飲み込めていない警察官たちは まだ深刻さには気付いていなかったが タワーに近づくにつれ 言葉を失っていく。

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救助活動ため ジョンと志願した4名の部下でタワー2に入ったところで タワーが崩れ始め 一瞬の内に瓦礫の底に埋もれてしまった。
身動きが取れない ジョンとヒメノ そして怪我こそしているが 動きの取れるドミニク。
しかし 自分たちが今どこに居るかさえもわからない状態だった。
ドミニクは助けを呼びに行こうとするが 二人の救出の為その場に留まり そして 2度目の崩落で ドミニクは命を落としてしまう。
まさしく 八方塞の ジョンとヒメノに救助の手は差し伸べられるのだろうか・・・。
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ワタシは、ジョンとヒメノの勇気や信頼関係よりも 、やっぱり 家族のいたたまれない不安のほうが 身にしみるのですよ。
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特にジョンの妻ドナ(マリア・ベロ)が、ジョンが救出されたら運ばれて来る病院で エレベーター・ボーイをしていた息子を待つ母との会話が胸に突き刺さりましたね。

「息子の帰りが遅く 夕食が無駄になったと叱り付けてしまった」と 泣き崩れた母。
最愛の息子との最後の会話となるのなら 叱り付けたりはしなかっただろうに・・・たとえ 楽しい会話だとしても この不幸は受け入れる事が困難なはず。
息子を持つ母として 涙が止まらなかった。
この惨事で こんな思いをした人が数えきらないほど居たなんて。惨すぎる。


そして、 一人で救出活動に参加した 元海兵隊ディブが この後 イラクへ出兵したとスーパーが流れたけど・・・ なんで??惨事に巻き込まれたのは多くが一般人、そして我が命を顧みもせず救出に向った勇気ある人たち。
そんな人たちを間近で見ていたのに イラクへ行くって気持ちが理解できないんですよね。愛国心なの??
なんかねぇ・・・
ニコラスも 「ロード・オブ・ウォー」で、死の商人(武器商売)で戦争やってる こっちとあっちの国 両方に武器売りつけていた 血も涙もない人間を淡々と演じていたんですよねぇ。この変わりよう。すんごい役者ですよねぇ。
ニコラスの息子(長男)を演じたのは コナー・パオロ君でした。アレキサンダーの子役でしたけど もしかして監督の秘蔵子??可愛い。

映画を観終わって12時間以上過ぎましたけど 未だに心がずしっとね。
2700名以上の 命を失ってしまった方々と、 残された家族・友人・知人の悲しみと、 救助に向われた勇気ある強さと 、テロへの怒りと 、ワタシだったらなにが出来るのか?の不安やら、アメリカの愛国心って?とか、原爆落としたことは どう思ってるの?とか、北朝鮮の事考えると 明日はわが身か?とかとか いろいろ考えなくちゃなぁ・・・と 思ってみたりして。

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この記事へのコメント

White・Rabbit
2006年10月25日 08:42
初めまして、naoさん。 長文失礼します。
この「WTC」は賛否が大きいとも聞きますが、考えさせられる物があるようですね。
私はDVDで鑑賞予定ですが、主人公たちにとっての奇跡を観ようと思います。

計画的な「制御破壊でビルは爆破された」と言及する、911映画
「LOOSE CHANGE = ルース・チェインジ」が大人気なのをご存知でしょうか?
ディラン・エイブリー青年の作品が世界中で「目から鱗」現象を起こしています。
日本でもようやく10月末にDVD上陸。「無料ネット配信」も決定したとの事。

「MATRIX」要素のある日本語版・検索語「LOOSEチェンジ」の米国TV紹介は
下記BBSの「9月21日」を。↓ 皆様のNHKも伝えない9月11日のNYデモの動画。
http://www.911podcasts.com/files/video/TalkingAboutaRevolution.wmv

尚、リンク先とは利害関係はありません。
http://rose.eek.jp/911/
http://8136.teacup.com/empire/bbs
しゅー
2006年11月04日 08:59
Naoさん,こんにちは♪
>エレベーター・ボーイをしていた息子を待つ母との会話・・・
あっ,このシーンだけはじ~んときました.
あと,自分が死ぬかもしれないと思ったとき,“何を思うのか”ということに関して興味深く観賞しましたっ!
nao
2006年11月04日 14:16
しゅーさん こんにちわ~
コメントありがとう♪

ニコラスは助かる事が解かっていたので、
マリア・ベロより あのお母さんの気持ちが
痛いほど心にしみました~。
ワタシも息子たちに毎度 口うるさいのでね。
「死ぬかもしれないと思ったとき…」
う~ん ワタシなら…
・生コリンを見たかった!と、
・アイツと同じ墓には入りたくねぇ・・・
かな??

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